2017-05-11 第193回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
昨年の北海道の水害では、石狩川水系の空知川の金山ダム、このダムで大量の洪水をダム湖にため切りまして、下流の基準点の水位を二・三メーターも下げるという大きな洪水調節効果を発揮いたしました。お手元に配付資料七というのをお配りしてございますが、今年の二月にダム管理所にも伺いましたけれども、この写真を見ても金山ダムの役割の大きさを感じていただけるのではないでしょうか。
昨年の北海道の水害では、石狩川水系の空知川の金山ダム、このダムで大量の洪水をダム湖にため切りまして、下流の基準点の水位を二・三メーターも下げるという大きな洪水調節効果を発揮いたしました。お手元に配付資料七というのをお配りしてございますが、今年の二月にダム管理所にも伺いましたけれども、この写真を見ても金山ダムの役割の大きさを感じていただけるのではないでしょうか。
御指摘のとおり、北海道南富良野町にあります金山ダムは、石狩川水系空知川流域の洪水被害の軽減等の目的を持つ多目的ダムでございます。 平成二十八年八月の台風十号による豪雨では、金山ダム地点の上流の流域平均雨量は、計画規模を上回ります三日間雨量は二百八十四ミリを記録いたしました。
本町は、北海道のほぼ中央に位置をする山間地域でございまして、石狩川水系空知川の最上流の流域沿いに五つの集落により町を構成しております。面積のほぼ九〇%が森林でございまして、かつては、現在の基幹産業である農業とともに林業が栄えた地域でもあります。
○国務大臣(石井啓一君) 今御指摘いただきました石狩川水系辺別川に架かる九線橋でございますけれども、平成二十二年八月の豪雨で落橋してございます。その後、災害復旧をいたしましたが、今回の台風、この夏の台風による記録的な豪雨でも落橋してございます。同様に落橋したということは同じなのでありますが、この被災の形態が若干異なってございます。
委員御指摘のとおり、現在、通常砂防につきましては、札幌市を後背地といたします石狩川水系の豊平川、それから十勝の中核を流れます十勝川の上流部で行っておるところでございます。
面積的に言って、量的に言って、最大の米の産出をするいわゆる石狩川水系、この最大の米作地帯であります。そして稲作農家はほとんどが専業であります。農業以外には収入は考えられない。あっても冬場出稼ぎをする、しかもこういう不況の時代においては出稼ぎもままならない。そういう状況にありまして、専業をしている地帯でありますね。 そこで、A農家というのは大体九ヘクタール、これは規模拡大をそうしていない農家です。
その上に石狩川水系という巨大な川がある。その水かさが増したときに千歳川水系がひとたまりもなく巻き込まれてしまうという地理構造でありますから、構造的に水害の可能性がある。 そういうものを何とかしよう、そういう知恵というものを出し合って、今議論がされているわけでありますけれども、この手詰まり状態を続けていくということは、大臣御指摘のとおり、行政責任を全うしないということであります。
私は大学の一年生でありましたが、帰省中に旅行に出ておりまして、その旅先で石狩川水系が大はんらんをするということがありまして、しばらく自宅に戻れなかったという記憶があります。大変な水害でありました。
私たち日本共産党も、災害の直後ですが、「災害をふたたびくりかえさないために 石狩川水系治水計画についての提言」、これを一九八一年の十二月一日に発表いたしました。河川断面の拡大、放水路すなわち石狩川は、総理、日本海に入っていくときに大きく北に蛇行していますから、そこをショートカットすることで洪水時の扱い得る水量がふえる。
千歳川放水路計画、これは石狩川水系、長官もよく御存じの問題でございます。 千歳川流域の治水対策として放水路計画が公表されてもう既に十三年になっているわけです。通常日本海側に流れている水を、御存じのように洪水のときにはせきとめて逆に太平洋側に流す。これは時代の逆行じゃなくて逆流なんですね。ここに無理が生じているんです、はっきり申し上げて。川幅たるや二百五十メートル、四十キロです。
○中尾則幸君 私もたび重なる千歳川、石狩川水系のはんらんを報道記者として当時心を痛めて見ていた一人でございまして、治水対策の要望については決して私は無視するものではございませんし、積極的にやるべきだというふうに思っております。 しかし、十二年たって大変な反対の意見がございます。何点か御質問申し上げます。
石狩川水系千歳川流域の治水対策を目的にこの放水路計画が始まったわけでございます。総事業費が何と四千八百億円、たしか長良川河口堰の総事業費は一千四百九十九億円ですから、単純に事業費だけを計算いたしましても長良川河口堰の三倍、大きな国家プロジェクトでございます。 決算委員会でございますので、まず平成四年度、五年度のこの調査費等の決算の概要を簡単に御説明願いたいと思います。
私も北海道の石狩川水系を選挙区とします。私自身も農業に非常に関心を持っております一人でございますが、現下の厳しい農業情勢、大臣のこれからの御活躍を御期待申し上げます。 私からも何点か質問さしていただきますが、まず第一点目に、先日大臣から非常に興味ある御発言がございまして、そのことからお聞きしていきたいと思うのであります。
○岩井説明員 石狩川水系の工事実施基本計画につきましては、昭和五十年八月出水、それと先生御指摘の昭和五十六年八月出水を契機といたしまして計画の検討を行い、五十七年の三月に現在の計画を決定したものでございます。 今回の洪水につきましては、石狩川本川では昭和五十年八月出水及び五十六年八月出水の規模より小さかったわけでございますけれども、雨竜川ではそれらの規模を超えた模様でございます。
石狩川水系の昭和五十六年八月の出水を一つのデータとして、建設省、北海道開発庁としては工事実施計画を策定されて、その一部については既に着手されております。
第三日目は、旭川市を出発して石狩川水系の忠別川沿いをさかのぼり、その中流部に建設を完了した忠別川羽衣ダムと、さらにその上流地点に建設中の忠別川第二号ダムを視察いたしました。これらはいずれも重力式コンクリートの砂防ダムでありまして、天人峡上流の忠別川両岸の険しい峡谷から供給される大量の土砂によって河床が上昇し、災害の危険が大きいことから、国の直轄事業として実施されたものであります。
昭和五十七年三月に、石狩川水系工事実施基本計画の中で千歳川放水路が決定されておりますけれども、その後五十七年度から既往調査資料及び補足調査によって望ましい三つのルート案を選定しまして、自然環境、社会環境などへの影響を考慮しながら比較検討を行っているところでございます。
昭和五十六年は規模最大でございまして、それまでも三十七年、五十年と大きな災害があったわけでございますが、この五十六年の大災害を契機にいたしまして、五十七年三月に石狩川水系工事基本計画の改定をいたしました。これによりまして、先生がお話にございました千歳川放水路計画もこの治水計画の中で確定したわけでございます。
特に、河川改修につきましては、昨年八月の集中豪雨などによる大災害にかんがみ、石狩川水系及び災害多発地域の中小河川等を重点的に整備するとともに、都市化の進展の著しい地域においては、総合治水対策を講ずるほか、地域住民の生活に密着する準用河川の改修事業を促進し、災害の防止に努めてまいる所存であります。
また、茨城県竜ケ崎市の小貝川の決壊も大被害を出しましたが、放水路建設のおくれや水門のひび割れによる人災だという声もあり、その原因調査、改良復旧を行うとともに、広範な流域に大きな被害を与えた北海道石狩川水系の総合治水対策を含めて、全国の河川の総点検と対応策を要求いたします。
まず、基本的にこの水害という問題を考えてみた場合、北海道道央部を襲った今回の水害、石狩川水系、三百を超える中小河川が存在をすることになるわけでありますけれども、これらに伴って抜本的な対策がどこまで進められてきているのかということについては、現在段階までの御説明の範囲では若干不明確な部分があるわけであります。
この石狩川水系、当委員会で私も一緒に視察をさせていただいたわけですけれども、四十年に流水量が九千三百五十トンと想定されて五カ年計画を立てられた。ところがその後、五十年にその九千三百五十トンというような基本計画についての見直しがあった。今回はまた河口で一万一千トンに達するような水害があったわけでありますけれども、この石狩川水系の治水対策の見直し、これからの計画、これについてひとつお答えを願いたい。
貯水ダムも今日まで何カ所かつくられたわけでありますけれども、直轄のダムのことについてはいろいろお話があったようですが、これは流域の石狩川水系の発電所やなんか全部これ関連するわけでしょう。当然発電所につきましても、こういう水かさが多くなったときにはやっぱり放水ということもあり得るわけですね。総合的にこの石狩川水系というものを管理監督するのは開発庁なんだろうと思うんですけれども、これはどうなんですか。
石狩川水系の最近の耕地の地盤沈下とか、土地利用の形態の変化といった事態が起こっておりますために、こういった事態に対応して排水施設の機能の検討ということが必要になってきておるわけでございまして、農林水産省としましては、広域農業開発基本調査というものの一環といたしまして、五十五年度から、石狩川水域全体の排水政策の基本計画を策定すべく、各種の排水施設の機能について基本的な調査を実施しているところでございます
石狩川水系におきます治水、利水につきます意義はきわめて大きいということが現在の工事実施基本計画の冒頭に書かれておりますが、この認識につきましては、現在もいささかも変わりません。
それからもう一つは、これは私、四十八年の八月、地方行政委員会で、私はしょっちゅう見て知っておるところだものですから問題提起を申し上げたのでありますが、石狩川水系の茨戸川の河川敷の問題ですね。